第1回レバレッジ・リーディング反省点

レバレッジ・リーディングの本を読んでないのにレバレッジ・リーディングだというのもおかしいですが、一応意識して本を読んでみた反省を書きます。

目次

環境・心構え

この読み方は、はじめから終わりまでいつもいつも”構えて”読まなければいけないので、「ちょっとPCに疲れたから本でも読むか」的な時にはやめた方がいいかも。少し気を抜くと木を見て森を見なくなってしまいます。時間帯としては一番疲れが回復している朝がベストではないでしょうか。姿勢も最低うつぶせで上体を起こせるぐらいの気力と体力がある状態が望まれます。(文庫本なら横向きでもなんとか)

かといって今は疲れてるからダメだと言っていたのではいつまで経っても読めないので、一回目は流し読みでいいやぐらいのあきらめも必要かもしれません。

線を引きながら読む

陥りがちな罠ですが、「大事な部分が大部分」になってしまって本が線だらけになってしまいました。どれぐらいの割合かというと、前書きやインタビューも入れて18章ほどある本のうち、一節(一番小さい小見出し)に対してそれぞれ2行ぐらい線を引いた部分がありました。これではどこが重要なのかわかりません。

国語の問題でよくある「筆者の言いたいことはなんですか?」というヤツはこういうところで力を発揮するのですね。

反省点1 線を引く基準が定まっていない

まずここできてないなと思ったのが、「どういう基準で線を引くか」がハッキリしていなかったこと。

ビジネス書のたぐいというものは大抵こういう構成になっていると思います。

  • 筆者の実体験(言いたいことを言うための例え話) – これこれこういうことがあったから
  • 筆者の主張(言いたいこと) – こうしたほうがいいよ、こう思う

ここで、例え話の部分にも、結論の部分(シメの部分)にも両方線を引いてしまったので線が多くなりすぎてしまいました。言いたいことというのは表現を変えて何度か出てくることが多いので、そのたびに線を引いてしまっていました。例え話の部分は読み流し、結論の部分のみに線を引く訓練が必要かもしれません。(もしくはメモをとる段階で見極める)

反省点2 線を引く部分の種類を意識できていなかった

線を引きたいと思う部分というのはなにも主張の部分だけとは限りません。

考えられる「線を引く部分」のカテゴリー

  • 筆者の”主張”(言いたいこと)
  • すごい・面白いと思った”エピソード”
  • この”表現”ウマいなぁと思った部分
  • 文体のクセが出ている部分
  • 意味がわからなかった用語・読めなかった漢字など
  • 本当にそうか?と疑問に思ったところ

という風に同じ「線を引く部分」といっても色々な種類があります。ここを分けて考えられていなかった点が2つ目の反省点。色か記号をもって分類すると良いと思っています。(それはまたじっくり考えたいと思います。)

レバレッジメモ

線引きが終わったら、非公開のブログにメモを打ち込んでいきました。できれば感動がさめないうちにガーっとやってしまったほうがいいのだろうけど、不慣れなので3日ぐらいかかりました。覚えてないのですが本を読むのはそれ以上かかった気がします。入力というのはけっこう消耗する作業で、途中で気が滅入ってきましたが、なんとかかんとかアウトプット完了。

線を引いた部分をただ機械的に入力していくのではなく、省略できる部分は省略したり箇条書きになおすことを心がけました。

…と、メモをとるまではよかったのですが、肝心のレビューをせずに早一ヶ月。当然もう記憶が薄れてきているのでまた読まなくてはなりません。というオチです。

道具の話

今回、蛍光ペンを用いて線を引いていったのですが、インクが減るのが早い!複数用意し、出なくなったら逆さにして立てておきローテーションで使っていましたがそれにしても早い気がします。
一本100円というのはコストパフォーマンスが悪いのではないかと思い始めました。

代替案として考えているのが…

  • 短くなった鉛筆を使う – コストパフォーマンスは高そうだが判別しにくい
  • ダーマトグラフペンシル – 考える技術・書く技術という本に載っていたもの。こちらも100円。どれぐらい持つのかは未検証

ダーマトグラフに興味があるので、ちょっと試してみようかなと思います。ちなみにメモはボールペンを別に用意し書き込んでいきました。

あと欲しいと思ったのがメモを打ち込む時の本立て。腕の下に組み敷くのはやりにくい。ほんたったというのが良さそうだなぁ。

デジタル面ではローカルにレバレッジメモ専用ブログを立ててみようかなと考え中。スキンもそれ用のものを作ったりだとか。

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